万博にも協賛した多言語翻訳システムが活躍!
戎橋筋商店街街歩きで見る 『 VoiceBiz® Remote 』 の活用方法
2025.10.24 現地レポート
TOPPAN株式会社が大阪・関西万博にも協賛した多言語翻訳システムの1つ“”VoiceBiz® Remoteが、このたび戎橋筋商店街の街歩きツアーに活用されました。
大阪ミナミの人気の中心地、戎橋筋商店街(髙島屋大阪店前から戎橋までの南北約370mに約100店舗が連なる)は、大阪市建設局主催の「With 御堂筋(9月22日~28日)」と連携しイベント期間中の27日、28日に外国人向け街歩きツアーを実施しました。
本レポートでは、この多言語翻訳システムがどのように活用され、賑わう商店街でのツアーを円滑にしたのかを詳しくお伝えします。
ツアーはなんば広場からスタートし、賑やかな戎橋筋商店街を通り抜け、情緒ある法善寺でのお参り、そしてグリコの看板などの道頓堀名所を巡る魅力的なコースでした。外国人だけでなく、日本人にとっても新しい発見がある内容でした。


不動尊に水を掛ける願かけをレクチャー。

昔の写真も見せながら歴史をご説明。

副理事長の堀氏がグリコ前で記念写真!
翻訳システムの活用方法に関して説明いたします。
翻訳システムはブラウザベースで動作します。街歩きガイドとツアー参加者は参加者用のQRコードを読み込んでもらいチャットルームに入室します。
ガイドは事前に各スポットの解説文(英語)をシステムに登録。解説スポット到着時に、登録した文をチャットルームに投稿します。
参加者(ユーザー)は、チャットに投稿された解説文を自国語で読み、スポットへの理解を深めます。

スポットごとに説明が投稿されます。
この方式により、ツアー中の直接的な発話を最小限に抑えることができます。これは、特に観光客で賑わう商店街内で、ガイドの発声によるコミュニケーションが難しい状況において、非常に大きな利点となりました。

スマホを通して説明を行います。
さらに、ホスト(ガイド)側には音声やボタンによる日本語入力機能があり、定型文以外の説明や質問への回答にも即座に対応が可能です。
ツアー参加者からは翻訳内容もとても分かりやすかったと、好評を得られました!
インバウンド訪日客の急増が見込まれる中、多言語対応の円滑なコミュニケーションツールとして、今後の活用に大きな期待が寄せられます。
